最新の技術サービス リモートセンシング技術サービス 事例

リモートセンシングによって
衛星SAR差分干渉が捉えた地表変位の解析
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リモートセンシングによって
衛星SAR差分干渉が捉えた地表変位の解析
衛星SARデータの差分干渉処理では、2回の観測の間に生じた地表の変位量を解析します。変 位量は、衛星から地表を見たときの視線(LOS: Line of Sight)方向の変位として検出されます。 用いられるラジオ波の波長は、一般的にCバンド(5.6cm)やLバンド(23.6cm)であり、検出可能 な変位量は用いる波長の1/10~1/20と言われています。 新潟県中越沖地震(図1)では、LOSで約30cmに達する短縮が地震により生じたことが判ります。 能登半島地震(図2)では、LOS方向の短縮は50cmを超えていました。
図1:新潟県中越沖地震(2007年7月16日)

図2:能登半島地震(2007年3月25日)
