株式会社 地球科学総合研究所

最新の技術サービス

高精度物理探査データ処理解析サービス ICON

高精度物理探査データ処理
解析サービス

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高精度物理探査データ処理解析サービス ICON

高精度物理探査データ処理
解析サービス


フィールド記録に含まれるノイズを極限まで低減して地下の微弱な信号を強調するとともに、その信号から地下構造を画像化するためには、高度なデータ処理技術が必要です。当社は、最新のデータ処理技術を駆使した、陸上~浅海域~海上における二次元・三次元データ処理サービスを提供しています。 さらに、データ処理の結果から、インバージョンやAVO解析などを通じて、地層を構成する岩石や流体の種類を推定する物性評価を行うことができます。

▶高精度ウェーブレット処理

エアガン波形のバブル抑制処理や、海面ゴースト反射による帯域欠損の回復処理など、 高度な波形処理を通じてデータの広帯域化を図り、地質解釈や物性評価の精度向上に貢献します。

ゴースト除去による広帯域化処理反射法断面例

▶多元領域における複合型ノイズ抑制処理

ノイズの成因や特徴に応じてデータを再配列し、周波数や各種ラドン領域等の様々な領域に変換して、ノイズと信号の分離を試みます。 また、多重反射波の抑制においては、様々な原理に基づく手法を複合的に組み合わせて適用することにより、 これまで取り除くことが難しかった多重反射波を効果的に抑制し、より鮮明な地下イメージが得られます。

複合型ノイズ抑制処理適用例及び多重反射抑制処理適用反射法断面例

▶重合前イメージング処理

厳しいノイズ環境で取得されたデータに対応するため、当社はCommon Reflection Surface法(CRS法)の発展形であるMulti-Dip Reflection Surface法(MDRS法)を独自に開発しました。 MDRS法を各種マイグレーション処理と組み合わせた高精度イメージング処理を通じて、微弱な反射波を取り出し、地下をより鮮明に画像化することができます。 また、MDRS法のギャザー出力(重合前MDRS)により、速度推定や物性解析の精度向上が期待されます。

マルチディップ対応CRS(MDRS)処理の概念図及び適応例

▶物性解析・応用解析

反射法地震探査をはじめとする様々な物理探査データの解析を通じて、地層の物性や岩相などを推定することができます。 得られた情報は、貯留層性状の評価をはじめとする、様々な目的に利用されます。

物性解析・応用解析の図 及び反射波形に基づく減衰係数推定 及び 重力異常に基づく地下構造解析の図