最新の技術サービス リモートセンシング技術サービス 事例

リモートセンシングによって
衛星SAR差分干渉が捉えた
四川地震による龍門山断層帯の地表変位
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リモートセンシングによって
衛星SAR差分干渉が捉えた
四川地震による龍門山断層帯の地表変位
Path 476の干渉結果は、2008/4/08と200/5/24のペアによる衛星SAR干渉結果ですが、今回の 四川地震の震央は、干渉画像ストリップのほぼ中央東端に位置する赤色部に相当します。Path 473 では、視線方向の変位量の相対的な差は約80cm(-20~+60)ですが、Path 476では約 140cm(-80~+60)に達しており、震央付近においてきわめて大きな差異が生じたことが類推できま す。背景のLandsat 7画像から判る龍門山断層の北東-南西方向の伸びを考慮すると、震央付近 の変位の符号が逆になっていることは、隆起・沈降の鉛直成分より走向移動成分を強く反映している可 能性が指摘できます。
図1 図2

図3 図4
