株式会社 地球科学総合研究所

最新の技術サービス リモートセンシング技術サービス 事例

グローバル地表観測変位解析サービス ICON

ネパールカトマンズ北西部のM7.8の大地震の
リモートセンシングによる衛星SARの差分干渉
による地表変位

最新の技術サービス リモートセンシング技術サービス 事例

グローバル地表観測変位解析サービス ICON

ネパールカトマンズ北西部のM7.8の大地震の
リモートセンシングによる衛星SARの差分干渉
による地表変位


2015年4月25日11時56分(ネパール時間)に,カトマンズの北西約77km,地下約15kmを 震源とするマグニチュード(Mw)7.8の地震が発生しました。図は,この地震の前(2015/4/17)と 後(2015/4/29)に,欧州宇宙機構のSentinel-1衛星によって観測された,CバンドSARデータ の差分干渉解析の結果です。アメリカ地質調査所のメカニズム解はNNE-SSW方向の圧縮を示して おり,衛星データの解析結果は,東西方向に100kmを超える広範囲が隆起したことを示唆していま す。最大の隆起部はカトマンズの東北東約20kmに位置し,その隆起量は1.2mを超えるものと推 定されます。

図1

ネパールカトマンズ北西部のM7.8の大地震の地表変位 解析図データ画像01

図2

ネパールカトマンズ北西部のM7.8の大地震の地表変位 解析図データ画像02

図3

ネパールカトマンズ北西部のM7.8の大地震の地表変位 解析図データ画像03