地質総合
コンサルタントサービス
目次
地質解析・地質構造解析サービス
当社は多種多様な地質・地化学・物理探査データを統合し、地下地質を解析・評価し、地層の分布・地質構造・性状を三次元的に可視化する地質モデル構築を行っています。
地質モデルは、対象となる地層・深度区間に合わせて、また使用データの量・質を考慮した不均質モデルとして、最適なグリッドシステムを採用し構築されます。
地質解析
地下構造を把握することを目的として、各種調査を実施します。
文献・資料調査
解析対象地域について、地質に関する各種情報を収集し、地質構造の形状や発達史等の様々な観点から調査します。
地表地質調査
解析対象地域または周辺地域へ行き、地層の種類などの参考情報を地質調査により収集します。
地質構造解析
2次元・3次元弾性波探査データを用いて、地下の地質構造:地層の形状・傾斜度、連続性、重なり方、断層の有無・タイプ・延び方向・長さ等を解析します。
断層面と地層面からなる三次元地質モデルのフレームワーク(構造モデル)を構築します。
地質モデル構築
石油・ガスの埋蔵量、CO2の貯留可能量を見積もること、また流動シミュレーションのベースモデル作成を目的として、各種解析を実施します。
坑井データ解析
坑井試料分析値や物理検層データを解析し、坑井近傍の地層の物理的性質(砂/泥の識別、孔隙率、水飽和率など)を評価します。
岩相モデル
坑井試料分析値や物理検層データを解析し、坑井近傍の地層の物理的性質(砂/泥の識別、孔隙率、水飽和率など)を評価します。
岩石物性モデル
弾性波探査データの反射波の振幅や位相等の特性を解析すること(アトリビュート解析)により、地層の物理的性質や不均質性を推定することができます。
岩相モデルに、坑井データ解析とアトリビュート解析結果をもとに、地層の属性情報(孔隙率、浸透率などの物理的性質)を与え、流動シミュレーション用のベースとなる物性モデルを構築します。
研修サービス
弊社は豊富な経験をもとに、多岐にわたる研修サービスを立案・実施しています。
地質解析・物理探査技術基礎講座(対象…新入社員レベル)
対象
物理探査・地質・貯留層エンジニアの新入社員、および入社3年程度までの若手技術者
講義内容
・地質・物理探査に関する専門的な内容の講義・演習
・地質巡検(新潟、秋田等)
・JAPEX技術研究所見学、JGI嵐山研究センター見学
・石油探鉱評価演習
(詳細についてはお問い合わせください。)
期間
約3か月(毎年6月上旬~9月中旬に実施)
受講形式
全科目受講/選択科目のみ受講、どちらでも可能
開催場所
弊社会議室、または弊社近隣の貸会議室
一般地質学基礎講座
対象
地質・物理探査・貯留層技術者、業務で地層を扱う技術分野の方
※
地層の面から地下情報の活用のヒントを得たい方に有効です。
講義内容・講師
講義と露頭の野外観察を通じ、コア・検層ログ・震探断面・地層モデルを扱う際のヒントになる基礎事項・センスをわかりやすくお伝えします。
期間
講義2日間(半日×2)、巡検1泊2日または日帰り
受講形式
巡検については任意(希望者のみ)
開催場所
講義:オンライン、巡検:新潟県
物理探査データ処理・演習コース
対象
業務で反射法地震探査データの処理に携わる予定の方。データ処理の外注作業において品質管理を担当される方。その他、データ処理の基礎を習得したい方。
講義内容
データ処理のステップ毎に短い座学を通じて理論とパラメータ設定の方法を習得し、続いて実際に実データに適用してデータ処理を進めて行きます。 会話型データ処理ソフトウェアの操作を通じて、データ処理に関する実践的な感覚を身に付けることができます。
期間
1週間程度
開催場所
講義:弊社会議室
海外技術者向け研修講座
対象
海外お取引先からの技術者(地質系・物理探査系・石油工学系)を想定
講義内容
G&G関連科目・ワークショップ、地質巡検、施設見学等
期間
1週間~2週間程度
開催場所
講義:弊社会議室、巡検地ほか
※受講費用についてはお問い合わせください。